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2018.10.15

秋冬短期連載「帰ってきた! DENHAMの裏番長」 第2回はバブアー別注編

今年で10周年を迎えたオランダ・アムステルダム発の「デンハム」。そのアイコンは、何と言ってもデニムパンツ。
素材から製法、デザインの細部にまでこだわった1本はファッションフリークならもう周知のことでしょう。
そんなデンハムの魅力を、「2nd 」ではちょっとだけ視点を変えて……。
“デニムパンツだけじゃないデンハムの裏定番”を紹介する本連載。
春夏シーズンにも行った全3回の短期連載でしたが、ご好評をいただき秋冬も継続が決定しました!

今回は、アニバーサリーの目玉である、バブアーとの別注アイテムをご紹介。
オイルドクロスとハイクオリティデニムという両ブランドの
2大ファブリックを象徴的に使用したスペシャルジャケットです。
デンハム本社のあるオランダ・アムステルダムから
ブランド創設者であり、CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)のジェイソン・デンハム氏と
この企画のアートディレクションを手掛けたアリ・カービー氏のスペシャルインタビューもお届けします。

 

CCO自らが語る、デンハム×バブアーの新作ジャケット。


デニム職人として様々なブランドを渡り歩き、2008年に自身のブランド「デンハム」をスタートさせた
CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)のジェイソン・デンハム氏

 

両者の象徴的ファブリックを融合。

「わたしは子供の頃、北イングランドのサウスシールズという地で育ちました。この地はバブアーが創業した場所でもあります。工場もすぐ傍にあったため、バブアーは私にとってかけがえのない存在です。日本のみなさんもご存じの通り、バブアーは常に信念を貫いてきた英国を象徴するブランド。今回は、代表的なワックスドコットンとオートバイのインスピレーションを、デンハムのイタリア製デニムと融合させ、お互いの世界観を組み込んだベストな8つのアイテムを共作しました。なかでも今回、生まれたふたつのジャケットは私の中でも特別なのです」

 

英国の伝統的モーターサイクルジャケットを踏襲する[A7]


【DENHAM x Barbour International】 SHIELDS JACKET DBWB
Color:SHADOW BLACK Size:XS,S,M,L,XL Price:¥69,120

「通称“ウエスタンジャケット”とも呼ばれる、バブアーの伝統的なバイカージャケット[A7]がベースです。A7とはバブアーの工場の前を通る道路の名称に由来しています。4オンスのワックスドコットンにコーデュロイのリブ、フリースのナイロンで軽量ながら保温性も十分です。実は私自身、25年前に買った同じモデルをアーカイブとして大事に持っています。いまだに素晴らしい状態で、そのシルエットは時代を超越しています」

 

ダブルネームやデンハムのハサミロゴのベルクロ式ワッペンが、ミリタリー的なアクセントをプラス

 

人気デニムジャケットにバブアーのDNAを注入した[SOUTH JACKET]

【DENHAM x Barbour International】 SOUTH JACKET DVBI
Color:INDIGO Size:XS,S,M,L,XL Price:¥54,000

「こちらは、デンハムの定番デニムジャケットである[アムステルダム]のシルエットを採用したサードタイプのジャケットです。12オンスのリジットデニムに、襟にはバブアーのDNAを継承するコーデュロイをあしらいました。デニムはイタリア・ミラノに拠点を置くカンディアーニ工場で作られているストレッチデニムを使用しています。肌触りがよく快適なこの生地は、デンハムの人気デニムパンツにも使われるプレミアムな品質です」

 

「背中にはキルティングの切り替えを施し、まったく異なるルックスへと進化しています。保温性を高めているのはもちろんのこと、美しい生地のコントラストを楽しんでください。こちらも秋冬にオススメしたいまったく新しいデニムジャケットです」

 

 

「そして今回、この企画のために考案した特別なアイコンをライナーにあしらっています。ここに描かれた黒猫とハサミのデザインは是非、私の相棒でもあるアートディレクターのアリに話を聞くといいでしょう」

 

 

 

 

コレクションロゴに込められた想い。

ジェイソン氏とは20年来の仲であり、デンハムの主なアートディレクションを担当するアリ・カービー氏。このバブアー別注においても、アイテムを印象付ける黒猫のロゴを手掛けた

 

サウスシールズにまつわる神話。幸運を呼ぶ“ブラックキャッツ”。

「ジェイソンとバブアーの故郷である北イングランドのサウスシールズに程近い、サンダーランドという地には、“黒猫(ブラックキャッツ)”にまつわるこのような神話が伝えられています。1805年、ナポレオン戦争時にサンダーランドのサウスピアー(桟橋)にあった武器廠が“ブラックキャッツ”と呼ばれていました。また、1937年のサッカーFAカップでサンダーランドのチームが初制覇を果たした際にサポーターが黒猫を懐に入れていたことや、ネズミ獲りのために黒猫を飼っていたとも言われており、北イングランドの一部では、黒猫は幸運を意味するようになったのです。そんな伝説や逸話から、現在ではサンダーランドのサポーターズ・クラブの公式マスコットキャラクターにも黒猫がなっています」

「日本では不吉の象徴とされているんですよね? そんな二面性を持っているのも私たちにとってはとても魅力的! ひとつのものを裂いて、まったく異なるふたつのものを生み出す、デンハムがハサミに対してもつ考え方と一致することも多いのです」

 

 

 

 

アムステルダムの中心地にある、デンハムのフラッグショップ。ショーウィンドウにもブラックキャッツが猛々しく鎮座する

 

今回のコレクションで発表されたアイテムはジャケットの他にも、デニムパンツやスウェット、Tシャツなども展開。詳しくは公式ホームページをチェック→www.denhamjapan.jp/item/search?keyword=BARBOUR

 

最後にアムステルダムの本社オフィスにてパシャリ! 「デンハムはみんな『2nd』が大好き!」とビッグスマイルいただきました!!

 

 

 

問い合わせ先

デンハム・ジャパン ☎03-3496-1086
www.denhamjapan.jp/

 

Photo/N.Suzuki 鈴木規仁 K.Suzuki 鈴木克典 Text/K.Ueda 上田和輝